通風症状

通風.COMでは通風の症状、発症原因、治療、食事療法、薬物療法に関する情報を専門に初心者向きにわかりやすく解説しております。通風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位への腫れや炎症を発症する障害です。発作が発症するまでには数年かかるケースも多々あり、自覚症状がわかりにくく、健康診断などで痛風を発見するケースが多く見られます。痛風に現在お悩みの方、また痛風についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

痛風の治療法(食事療法)

 痛風を発症してしまった場合の治療方法についてご説明します。

 痛風の治療は、基本的に「食事療法」を主体とした治療を実践していく事になります。

 障害の原因は、栄養分の過多、プリン体の過度の摂取などが考えられますから、これら食事面の治療を検討しなくては、根本的な痛風の治療とはならない為です。

 痛風の基本的な食事療法のポイントは以下のとおりです。

【痛風の基本的な食事療法のポイント】
●絶対的食事量の制限(一時的な処置)
●食事の時間を規則化する
●生野菜、果実を意図的に摂取する
●ビールなどのがぶ飲みを控える
●水などで水分を多めに摂取する
●一度の食事で大量に摂取しない

 以上が食事療法の基本的なポイントとなります。

 痛風の食事療法では過度な食事制限を行う事はありません。

 一般的な食事に戻す事が優先で、俗に言われる「どか食い」を絶対にさけ、3回の食事で必用な栄養素をしっかり摂取する事がポイントとなります。

 食事療法がしっかり達成されるようになると、血液中の尿酸濃度は少しずつ減少し始めることが確認できるようになります。

 一気に食事制限を加えた場合でも一時的に尿酸値は減少しますが、リバウンド時の数値の急上昇を招く危険性もある為、出来る範囲で長期的に取り組むことが通風治療のポイントとなります。

痛風の治療法(薬物療法)

 痛風の治療では、原則として食事療法が治療の基本となります。

 しかし、治療の初期段階においては、一時的に尿酸値を下げる薬物療法を平行して行うケースも多くあります。(中期段階以降でも数値が極端に高い状態が続く場合は薬物療法による処置を行うケースもあります)

 これは、尿酸値が向上している状態が続く事で、

●症状の悪化
●合併症の発症

 などの危険性が高まる為です。

 尿酸値を抑える薬物としては「アロプリノール」などの尿酸産生阻害薬や、「プロベネシド」・「ベンズブロマロン」などの尿酸排泄促進薬を利用し、少量の服用から薬物療法を行っていきます。

 薬物の効果は非常に高く、正しい量を服用する事で、比較的容易に尿酸値を下げる事が可能です。

※既に発症している場合は応急処置としてプロベネシドやベンズブロマロンなどの尿酸排泄促進薬が有効

 しかし薬物療法による治療は一時的な対症療法であり根本的な症状の改善にはなりません。

 痛風の治療ではやはり最終的に食事療法に基づく治療を母体として尿酸の血中濃度、体重、体脂肪率など様々な数値の推移を確認しながら根本的な治療を実践していくことが基本となります。

 特に痛風患者の多くは「メタボリックシンドローム」の予備軍であるケースも多いため、ヘルスメーターなどで定期的に体重や体脂肪率のチェックも合わせて行っていくよう医師から指導を受けるケースもあります。

 ヘルスメーターの利点は過去のデジタルデータを元に体重や体脂肪率などの推移をデータグラフで確認できる点にあります。

 医療測定器を多く扱うオムロン製のヘルスメーターやタニタの製品も探していくと安価で見つける事ができる場合もあります。

 我が家ではオムロンのヘルスメーターを利用しておりますがパソコンとスマートフォンでデータ管理でき家族全員で仕様できる中々の優れものです。

 骨格筋率と体脂肪率、そしてBMI測定から基礎代謝測定までグラフ管理でき体重の増減で正しい減量が実施できているかどうかを確認できる機能は重宝します。

 もっとも、高価で多機能の測定器も多くありますが、価格よりも自分に必要な機能が搭載されているかどうかが体組成計選びのポイントです。

 記録をつけながら正しい食事療法と軽い運動を継続することで確実に尿酸値は徐々に減少しますので根気よく治療を継続し続ける強い意志が大切になります。