通風症状

通風.COMでは通風の症状、発症原因、治療、食事療法、薬物療法に関する情報を専門に初心者向きにわかりやすく解説しております。通風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位への腫れや炎症を発症する障害です。発作が発症するまでには数年かかるケースも多々あり、自覚症状がわかりにくく、健康診断などで痛風を発見するケースが多く見られます。痛風に現在お悩みの方、また痛風についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

痛風の原因

 痛風の発症原因については、医学的にひとつの原因説が解明されているわけではありません。

 しかし、食事などの栄養素などが関与している可能性は、現在までのデータから推測できるものとして確立しつつあります。

 中でも、「痛風=プリン体」と呼ばれるほど、プリン体の影響は大きいものと考えられております。

 このプリン体とは、「細胞の核」を構成する成分のことで、人間が食する大半の食品に含まれております。

 その為、細胞数の多い食品ほどプリン体の含有量が多いと言えます。

 痛風の治療を行う際に必ず食事療法が紹介されているのは、この食品に含まれるプリン体=細胞数が痛風の治療に大きく関与してくる為なのです。

 尚、このプリン体は「肝臓」で分解されまずが、この分解作業を行う際に、老廃物として「尿酸」という成分を発生します。

 この尿酸はどんな人の体でも血液中に一定量の尿酸が存在しまずが、通常は体内に必要な分を超える余分な部分に関しては便や尿と一緒に体外へ排泄されます。

 しかし、血中内の尿酸濃度が一定の濃度を上回ると、血中に溶け切れなかった分の尿酸は「結晶化」して体内に沈着するのです。

※尿酸の血中濃度が一定水準値を超えると血中内の尿酸は結晶化し沈着する

 この体内に沈着した結晶化された尿酸が多くなると、痛風の症状や、尿結石などの症状を発症するようになります。

 尿酸値の向上は自覚症状ではなかなかわからない為、血液検査がはじめて痛風、もしくは痛風予備軍と診断されるケースも多くあります。

 このような尿酸の血液濃度に基づく「結晶化のメカニズム」が痛風とプリン体の関係であり、痛風発症の原因のひとつとして考えられております。

痛風の治療法(食事療法)

 痛風を発症してしまった場合の治療方法についてご説明します。

 痛風の治療は、基本的に「食事療法」を主体とした治療を実践していく事になります。

 障害の原因は、栄養分の過多、プリン体の過度の摂取などが考えられますから、これら食事面の治療を検討しなくては、根本的な痛風の治療とはならない為です。

 痛風の基本的な食事療法のポイントは以下のとおりです。

【痛風の基本的な食事療法のポイント】
●絶対的食事量の制限(一時的な処置)
●食事の時間を規則化する
●生野菜、果実を意図的に摂取する
●ビールなどのがぶ飲みを控える
●水などで水分を多めに摂取する
●一度の食事で大量に摂取しない

 以上が食事療法の基本的なポイントとなります。

 痛風の食事療法では過度な食事制限を行う事はありません。

 一般的な食事に戻す事が優先で、俗に言われる「どか食い」を絶対にさけ、3回の食事で必用な栄養素をしっかり摂取する事がポイントとなります。

 食事療法がしっかり達成されるようになると、血液中の尿酸濃度は少しずつ減少し始めることが確認できるようになります。

 一気に食事制限を加えた場合でも一時的に尿酸値は減少しますが、リバウンド時の数値の急上昇を招く危険性もある為、出来る範囲で長期的に取り組むことが通風治療のポイントとなります。