通風症状

通風.COMでは通風の症状、発症原因、治療、食事療法、薬物療法に関する情報を専門に初心者向きにわかりやすく解説しております。通風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位への腫れや炎症を発症する障害です。発作が発症するまでには数年かかるケースも多々あり、自覚症状がわかりにくく、健康診断などで痛風を発見するケースが多く見られます。痛風に現在お悩みの方、また痛風についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

◆通風の症状・治療法

⇒通風とはどんな病気?
⇒痛風の症状の特徴(初期段階)
⇒MENU一覧

◆通風とはどんな病気?

 痛風とは、血液中の尿酸値が高くなることによって、主に下半身の関節に腫れや炎症を発症する障害です。

 原因はぜいたくな食事、バランスの悪い食事が続く事など、栄養状態による原因がその大半を占め、この原因から「帝王病」としての異名で呼ばれる傷害でもあります。

 痛風を発症すると、まず節々の関節に炎症を発症する様になります。

 ある日、突然症状を勃発するケースも多く、これらの症状を「急性関節炎発作」と呼びます。

※ある日突然指すような痛みを発症し始める症状を急性関節炎発作と呼ぶ

 この痛みは初期段階では数分~十分程度で痛みは引いていきます。

 しかし、痛風が怖いのは、これら「関節障害」ではなく、実は痛風が原因となる「合併症の存在」が最も恐れられる点にあります。

◆痛風の症状の特徴(初期段階)

 痛風の疑いがある場合は、痛みなどの自覚症状を確認してみましょう。

 痛風には以下のような独特の発作症状が発症します。

 発作を発生する障害には様々な障害がありますので、以下の症状のみで、痛風と診断する事はもちろん出来ません。

 しかし、症状から障害の可能性を検討する事は可能です。

【痛風の初期症状】
◆膝や足の指(特に母指)に痛みや熱感を感じる
◆膝関節などに炎症が発症する
◆足の指などに変形がみられる
◆立ち上がる際などに痛みを生じる
◆痛みが長時間継続するがその後痛みは収まる

 これらの症状が、痛風の初期段階で確認できる症状の特徴です。

 もし上記症状に類似する自覚症状を既に発症している場合、もしくは症状の疑いがあるが通風かどうか判断できない場合は、血液検査によって尿酸値を測定しておくことは非常に大切です。

 健康診断や人間ドックでも血液検査は行われますし、もし予定が先の場合は早急に近くの検査機関で血液検査の予約を入れておきましょう。

 早期発見は早期治療につながり合併症の予防にも繋がります。

デメカル検査キッド

 尚、どうしても時間が作れない場合は郵送で検査結果を送ってくれる血液検査キッドを利用する方法もあります。

 血液検査にかかる費用はそれほど変わりませんが、血清のデータ解析にかかる時間に加え郵送の時間がかかりますが時間のとれないサラリーマンの方は重宝するでしょう。

 尚、痛風用の検査キッドを探す際は必ず「検査項目記載欄」に尿酸の測定項目が含まれている必要があります。

 1回の検査で複数の項目を解析できる為、便利ではありますが尿酸の測定が可能かどうかは必ず事前に確認しておくようにしましょう。